カジノでは、オンライン・オフライン(ランド・リアル)を問わず、集客戦略やプレイヤーに楽しんでもらう為の一環として、プレイヤー同士で勝負する「賞金トーナメント」が開催されている。 多くの場合が、総額何万ドルといった、日本円換算すると百万円台のイベントで、優勝者を含め、上位100人程度まで賞金が授与される仕組みとなっている。 普段はカジノゲームで遊んで勝利した分しか勝利金は手に入らないが、トーナメント開催期間中には、プラスして賞金が受け取れるかもしれないという事で、好きなゲームが対象に組み込まれたトーナメントが開催される場合は、絶対参加したい所。
トーナメントの形式
トーナメントは、大きな括りとして、「カジノ主体」と「ネットワーク主体」に分かれます。 ジャックポットと言えば、ローカルジャックポットとプログレッシブジャックポットの様なもので、イベント内容によっては、この違いで当選確率にも大きな変化が出てきます。
カジノ独自のトーナメント
カジノ独自のトーナメントは、その名前の通り、1つのカジノでのみ開催されているイベントとなります。 なので、競争相手となる参加者は、そのカジノで遊んでいるプレイヤーのみとなり、勝てる可能性も高いと言えます。 ですが、単独開催の場合は、賞金額が低い事が多くなっています。
ネットワークトーナメント
ネットワークトーナメントとは、ゲーム提供会社が主催しているトーナメントになります。 カジノ業界は、カジノを運営する企業と、そこにゲームを提供しているゲーム開発企業に分かれます。 ゲーム開発企業は、ゲームを開発して沢山のカジノに導入してもらいたいという事と、その前提として、ゲームで遊んでもらうニーズを高めるという命題を持っています。 ネットワークトーナメントは、そんなゲーム会社が主催となり、導入カジノのプレイヤーに、自社のゲームを楽しんでもらう為に企画されたイベントとなります。 賞金額も多い傾向になる事が多いですが、「ネットワーク」ということもあり、複数のカジノのプレイヤーが参加するので、母数も多くライバルも多めとなります。
トーナメントの種類
賞金トーナメントは、基本的に「テーブルゲーム・スロット」など、ゲームジャンルを分けて開催されている事が多く、ほとんどが指定されたゲームで沢山の賭けを行う事で上位進出できるタイプとなっている。
テーブルゲームトーナメント
バカラ・ルーレット・ブラックジャックといったテーブルゲームでの賭け金額の多いプレイヤーが勝利となるイベントの場合が多く、なかなか資金が乏しいプレイヤーがリーダーズボードの上位に食い込むことは困難。 ただ、勝ち負けが偏りづらいという事もあるので、総額では沢山の賭け(ベット)を行っていても、数時間後に手持ち資金が変わっていないというのもよくある話。 テーブルゲームトーナメントで上位に入るには、如何に「回せるか」という点にかかっている。
テーブルゲームの中でも、バカラとブラックジャックが好きなプレイヤーに人気のトーナメントが、ビットカジノで展開されている「連勝王」というイベント。 文字通り、期間中に指定ゲームで何連勝できたか?という連勝数がリーダーズボードの対象となるので、資金には全く関係が無く参加者も多くなっている。 過去の連勝数は、14連勝という記録も。 バカラやブラックジャックをプレイしていると、10連勝以上を記録しているプレイヤーをよくみかける。タイミングよく、このイベントが開催されていたら参加必須だろう。
スロットトーナメント
スロットトーナメントでは、イベントごとに決められた対象スロットで、「何ドルベットすると何ポイント」といった形で、ポイントが付与され、そのポイントが多い順にリーダーズボードに反映され、賞金が得られるというタイプが多い。 こちらも、テーブルゲームトーナメントと同様に、どれだけ回せるかが鍵となる為、資金力が多いプレイヤーには到底敵わないが、最近は、沢山のプレイヤーに参加して、可能性を感じてもらいたいというカジノ側の創意工夫もあり、資金の少ないプレイヤーも勝てるイベントが多くなっている。
その中でも、人気なのが、「1スピンで獲得した賞金」や、「課せられたミッションをクリアした数」などの、条件が付いたトーナメント。 1スピンで獲得した賞金の場合、ベット額が大きければ、勝てる可能性が高くなるという点も考慮すると、資金力が強いプレイヤーに部があるが、常に高いベット額で回し続けているプレイヤーもそれほど多くなく、「イケそう」と思うタイミングで賭けたベットが高額勝利につながったりしてることも多い。 またベット額が低くても、スロットによってはジャックポットやボーナスでの一撃というのが見込めるので可能性は高い。
「ミッションをクリアした数」の場合は、ベット額がに全く関係が無い為、平等にチャンスがある人気トーナメントになっています。 あまりありませんが、このタイプで、カジノ主体のトーナメントがあれば、高確率で入賞できますし、参加者の少ないカジノでは、参加者が入賞者の人数に届かず、全員賞金が貰える状態になっているイベントもあります。